杉谷の里山・滑石渓流の石文とい鯉の里
滑石渓流は杉谷ダム下流の清流杉谷川一番の景勝地です。川床が一続きの巨岩で覆われ、表面が流水のために消磨されていわゆる滑石(なめらいわ)となっています。左奥の滑石には寛政十年(1798)3月、鴨方在住の文人「西山拙斎」が子弟8人を連れてこの場所で喫飲した。その時残した文を後に流れの石に刻みこんだものです。同じ滑石の扇絵の中には田上月声の句「ほととぎすひる啼くここぞ杉の谷」も彫られています。このエリアには錦鯉が放流されいてい鯉の里と呼ばれ景観と合わせて憩いの場所になっています。