愛知にも存在する天空の鳥居

全国各地にいわゆる"天空の鳥居"と呼ばれる山頂の開けた場所にある鳥居がフォトジェニックとして紹介されてますが、
その中でも特にマイナーである愛知県版の天空の鳥居が、この愛知県小牧市北部に位置する尾張白山神社になります。
地元では尾張三山と呼ばれる小高い山の１つ、標高２７２ｍの尾張白山の山頂にあり、南側に向けて展望が開けてます。
鳥居越しには天気が良ければ約５０キロ離れた四日市コンビナートや、その手前には名古屋港なども肉眼で望めます。
秋になると稀に雲海も発生し、天気が悪くても左手には猿投山、右手にはナゴヤドームや名古屋駅ビル群がよく見えます。
逆に北側は森に覆われている為、ほとんど視界はないですが、ちごの森の登山口へ向かうと北陸の白山などが望めます。
山頂へのアクセスは、小牧市温水プールの第二駐車場から市道四季の道を北上していけば約３０分で山頂神社へ出ます。
また、山頂直下にある兒(ちご)の森の入口ゲートまで自家用車でもアクセス可能で、その場合はゲート前に駐車して、
そこから約４００ｍ、約１０分かけて緩やかに登っていきます。ゲート越しにはトイレも完備されています。
以前より地元では夜景スポットとしても有名ですが、街灯も一切なくイノシシも頻繁に出没するので訪れる際は要注意です。