樽前山の紅葉グラデーション
北海道の支笏湖の南に位置する活火山、樽前山の中腹で秋に見られる北斜面の紅葉絨毯のグラデーションです。
写真の向こうに見えるのは支笏湖で、そのすぐ手前にはかつて存在していた苔の洞門の登山道があります。
樽前山は標高1000m足らずの山ですが、周辺に視界を遮る山もなく、目下には太平洋や石狩平野が広がり
まるで富士登山のような趣のあります。そして、秋に入ると山頂付近から紅葉がジワリジワリと山麓へ降りていき、
このようなグラデーションが見られます。これは近年噴火を繰り返してきて今も噴気が絶えない活火山ならでは。
登り始めてすぐに視界も開けるので、終始写真のような絶景を眺めながら山頂までトレッキングが堪能出来ます。
登山道は非常に整備されていて7合目登山口には約40台分の駐車場スペースやトイレなどもありますが、
登山口に続く約3キロの林道は舗装もされていない狭い砂利道なので飛び石や砂埃が凄まじいので要注意です。