槍ヶ岳のアーベントロート
天気も良く、気象条件が揃うと見られる日没直後に真っ赤に染まる北アルプスの槍ヶ岳です。
アーベントロートとは、山肌に夕陽が当たって真っ赤に映える夕焼けのこと。反対に朝だとモルゲンロート。
紅葉シーズンで標高の低いところだけが真っ赤でしたが、日没が近づくごとに徐々に真っ赤に色変わりし、
日没前後には山体全てが真っ赤に染まり上がりますが、数分もすると一気に色が失せて黒くなっていきます。
これはスナップではなく、夕刻になるのを30分以上待って撮りました。そして右下の方に小さく見えるのは
新穂高ロープウェイのゴンドラです。恐らく山頂駅からの最終便じゃないでしょうか。何とか共演出来ました。
この新穂高温泉郷の周辺は3000m級の山々に囲まれているので、かなり早い時間に暗闇に包まれます。
因みに、写真に見える穂高連峰は、一番左が槍ヶ岳で、中央が大喰岳、そして右側が中岳と峰続きになってます。